
新歓企画!映画上映&討論会
日時:4月26日(土)
第1部 13時30分~16時30分
第2部 17時~19時30分
(新入生・埼大生以外の方、途中参加歓迎、出入り自由です)
会場 上峰コミュニティーホール 会議室
(さいたま市中央区上峰2-3-5 JR 埼京線与野本町駅徒歩15分)
ドキュメンタリー映画「琉球弧を戦場にするな」上映(55分)/全学連からの提起と討論

4・27渋谷デモ―5・15沖縄現地闘争に決起しよう!
今、日本政府は連日「中国の脅威」をあおり、マスコミもそれに追随しています。しかし実際に起きていることは、もはや軍事力以外の「強み」を失ったアメリカが、「最大の競争相手」とみなす中国をたたきつぶす侵略戦争を進めているということです。この中国侵略戦争の最前線にされようとしているのが沖縄です。再びの沖縄戦を、アジアへの侵略戦争を絶対に許してはいけません。4・27渋谷デモ―5・15沖縄現地闘争にかけつけよう!
沖縄・琉球弧を戦場にするな!
沖縄を含む南西諸島は今、 米日による中国侵略戦争の最前線の「戦域」にされようとしています。「中国が日本に攻めてくるのではないか」 「中国こそが脅威」と言われますが、そもそも 2010 年代から軍事力のアジア・ 太平洋へのシフトを進め、 中国本土への侵攻を可能とする作戦計画を作ってきたのはアメリカです。 その成果として 17 年に公表されたのが海兵隊の「遠征前進基地作戦(EABO)」です(右図)。
南西諸島の戦場化・住民排除を
EABOは、 空港や港湾などの重要インフラが整っている有人島を中心に、 海兵隊が臨時の基地を南西諸島の島々に建設して移動を繰り返しながら中国軍とミサイルを撃ち合うという作戦です。 街や農地は中国軍の反撃だけでなく臨時基地の建設によっても破壊されます。 日本政府は先島諸島からの住民12万人の避難計画を示していますが、「住民避難」とは住民の排除であり、疎開です。米海兵隊戦闘研究所 (MCWL) はEABOについてのハンドブックで 「 (戦争開始後に) 敵の脅威圏内に侵入するよりも、 事前に部隊を配置しておいた方が戦略的に有効」 と述べています。 また、ある防衛省幹部は 「武力攻撃に先立つ住民避難の重要性を指摘」 しています。 南西諸島の施設・土地を全面的に軍事使用し戦場化するために、あらかじめ住民を排除するということです。
軍隊は住民を守らない! 実力闘争で戦争とめよう
こうして中国侵略戦争の準備が進む沖縄で近年急増しているのが米兵による女性暴行などの凶悪犯罪であり、 米軍と日本政府・ 警察によるその隠ぺいです。昨年 6 月、在沖米空軍兵士が前年 12 月に少女を暴行し、 3 月に起訴されていたにもかかわらず、 米軍と日本政府が半年以上に渡り隠蔽していたことが発覚しました。 「米軍が駐留することによって犯罪が起こっているという因果関係を存じ上げない」などと言う石破首相を絶対に許せません。県民の4人に1人が命を落としたかつての沖縄戦がそうであったように、「軍隊は住民を守らない」は現在の沖縄の叫び・怒りです。ともに沖縄現地にかけつけ、中国侵略戦争を止めよう!