

米主導のイラン侵略戦争許すな!
6月21日、米軍はイラン中部の3つの主要核施設を地下貫通弾「バンカーバスター」(米国しか持っていない地下60mまで破壊できる)14発をB2ステルス爆撃機7機に搭載し攻撃しました。トランプは直後の演説で「攻撃は壮大な軍事的成功だった」と侵略戦争を堂々と誇示しています。断じて許すことはできません!イスラエルはパレスチナ人民の大虐殺・民族浄化を継続している一方で、6月13日からイラン国内数十か所に対する空爆を開始。トランぷは、事前にイスラエル首相ネタニヤフとの打合せのもと「共同作戦」として、かつてない大規模なイラン侵略戦争を強行したのです。
トランプこそ戦争の放火者だ
トランプは「イランの核施設は完全に破壊された」と豪語していますが、米国防総省の情報機関は「核施設に与えた損傷は限定的」との報道もあります。そもそもイランの核開発を促進させたのは第一次トランプ政権時に核合意を破棄したためです。
さらにギャバード米国家情報長官は「イランが核兵器を製造していない」と確認しているのです。まさに、かつて「イラクが大量破壊兵器を持っている」として2003年イラク侵略戦争を開始した時と同じです。これで「完全で全面的な停戦」などあり得ません。15日~17日に開催されたG7サミットではイスラエルの先制攻撃を「イスラエルの安全保障を支持する」と表明しました。まさにG7帝国主義こそ戦争放火者です。闘う全世界の労働者と連帯して、反戦闘争を巻き起こそう!
米学生・労働者の闘いに続こう!
米トランプは、6日の「移民排除」に反対する抗議闘争を鎮圧するために、カリフォルニア州兵4,000人を派遣しました。さらに10日、「反乱法」を適用するなどと言及し、米海兵隊員約700人を送り込みました。連邦軍による米国内の学生・労働者の抗議行動の制圧は、これまで掲げてきた「自由と民主主義」の建前が崩れ落ちてでも、軍事独裁的支配体制へ移行することを狙った軍事クーデターそのものです。しかし、6月14日の軍事パレードに対して、トランプの狙いと正面から対決する米学生・労働者労働者人民による実力闘争が叩きつけられました。
西岸のロサンゼセルスから東岸のニューヨークまで全米2,100か所以上で500万人が参加した全米史上大規模の抗議行動が燃え広がりました。全米の労働者と連核戦争推進の石破政権を打倒しよう!連帯して、反戦闘争を拡大しましょう。